「あれ、鍵かけたっけ?」
外出したときに鍵のかけ忘れや、ガスの元栓の閉め忘れが心配になることはありませんか?
どこにいても家のことが心配になってしまい、楽しいデートも、会社の仕事も手につかなくなってしまう、なんて人もいます。
確かに、ドアの鍵を掛けずに外出するなんて、ちょっと怖くてできませんよね。
なので心配になる気持ちはわかります。
わかるんですが心配しすぎてしまって、日常の生活に支障が出てしまったら辛いし、もったいないですよね。遊びでも仕事でもせっかくですから集中して気兼ねなくやりたいものです。
そこで今回は、鍵のかけ忘れやガスの元栓の閉め忘れによる心配な気持ちをラクにする対策方法や、場合によっては病気である可能性などもをご紹介します。
心配し過ぎで苦しい人はこれで少し楽になるかも
鍵をかけ忘れることが問題なのではなくて、心配で日常生活が不安あるいは、不便になってしまうことが問題ですよね。
なので、その心配を少しでも和らげる方法を知っていれば、心配性でも少し気持ちが楽になるのではないかなと。
そこで心配しすぎの心労を少しでも軽くする対策を知っておいてください。
外出時には各所の写メを取ってから出かける
鍵をかけ忘れたかも。そう心配しているときって、鍵を閉め忘れたかもしれないと不安になっています。
ですから、閉め忘れていないことを確認できれば、心配の大元を断つことができます。
そこで、全ての外出時には事前に、ガスの元栓、ベランダの鍵、電源コード、そして玄関の鍵など、普段心配になってしまうところを全てスマホで写真を取ってから外出するようにしてみましょう。
たったこれだけでかなり気が楽になります。
というのも、多くの場合鍵のかけ忘れや元栓の閉め忘れは、取り越し苦労であることが多いです。
つまり気の所為ですね。鍵をかけたのに掛けてないかもと心配になるわけです。
なので、不安になったときにその写メを見直せばいいんです。
鍵をかけ忘れていなことや、ガスの元栓を締めていることを確認できれば、あるいは自分の勘違いだったことに気づけば、あぁ大丈夫だ、鍵はしまっていると安心できますよね。
一手間かかると思うかもしれませんが、どこにいても心配で遊びにも仕事にも集中できないことを思えば、やってみる価値は大いにあるのではないでしょうか。
特に一人暮らしをしていると、確認して貰える人がいないので余計に心配になりますよね。
自分のことは自分でが基本の一人暮らしですから、このへんは手間をかけてもイイのではないでしょうか。
鍵のかけ忘れ解決グッズの活用
鍵のかけ忘れに限定される場合もありますが、鍵のかけ忘れなどの心配性対策グッズがたくさんあります。
1つ1つご紹介はしませんが、さまざまな種類があるんですね。
例えば次のようなものがあります。
ドアにセットして鍵をかけていない場合はアラームが鳴るグッズ。
結構な音がなるので、しっかり鍵を締めたと自覚できるので心配を減りそうです。
他には自宅の鍵にセットして、鍵を閉めると色が変わり、鍵の閉め忘れを確認できるグッズなどもあります。
これらのグッズはアマゾンでも手軽に手に入りますので、心配でたまらないという人は試してみてはいかがでしょうか。
さらに今はIT時代ですからスマホでも鍵のかけ忘れ対策アプリもあります。
アプリの名前は「鍵かけた?」や「鍵かけチェッカー」ですから、App Storeで検索すればすぐに見つかります。
使い方はどれも簡単で、鍵のかけ忘れやガスの元栓などをアプリのボタンに登録しておき、外出の際は、登録している鍵をかけたり、元栓を締めたりして、ボタンを押します。
つまり、鍵を締めたことを記録しておくアプリで、心配になったらそれを見て安心するという仕組みです。
病的な心配性は強迫性障害(OCD)かも
もし、あまりにも心配になりすぎてしまい日常生活に支障が出るレベルであるのなら、強迫性障害の可能性を疑ってみる必要もあるでしょう。
ただの心配症なのか病的なレベルなのかの線引は難しいのですが、大事なことは日常生活を支障なく送ることができるか否かですからね。自分でいくらなんでもキツイな、しんどいなと思ったらお医者さんにかかることは大切です。
度が過ぎる心配性で病的レベルになっている場合、強迫性障害の疑いがあります。
強迫性障害とは
強迫性障害(きょうはくせいしょうがい、英: Obsessive–compulsive disorder , OCD)は、不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神疾患の一種である[1]。強迫神経症とも呼ばれる。同じ行為を繰り返してしまう「強迫行為」と、同じ思考を繰り返してしまう「強迫観念」からなる。アメリカ精神医学会発行のDSM-IV(精神障害の診断と統計マニュアル)において、不安障害に分類されている。多くはその行為に日あたり1時間以上を費やしてしまう[2]。
その原因は不明である。同様の症状を生み出す複数の疾患の基盤にある連続性に注目し、それらを強迫スペクトラム障害 (OCSD) として、その特異な関連の研究が行われている。このスペクトラムには自閉症、アスペルガー症候群、チック、トゥレット障害、抜毛症、皮膚むしり症、自傷行為、身体醜形恐怖、摂食障害、依存症などが含まれている。
人口の約2.3%は、人生のある時点で強迫性障害を経験する[3]。年間の患者数は、全世界では約1.2%ほど[2]。35歳以降で発症することは少なく、患者の半数は20歳以下で発症している[4][2]。男性も女性も、ほぼ等しく発症する[4]。
治療は主に心理療法によって行い、認知行動療法(CBT)や曝露反応妨害法(ERP)などが用いられ、時には薬物療法(SSRI)などが行われる[5] [1]。治療されなければ、その症状は数十年続きえる[2]。
強迫性障害の症状
手を洗っても洗っても、なんだか洗った気がしない。
実際に洗っていますし、きれいになっているんですが、それでも満足行できない納得いかない、そんな感じ。
戸締まりが気になり、なんどもなんども確認しないと気がすまない。
このなんども何度もってところが心配症のレベルを超えている感がありますね。
一度確認しているのですからそれで大丈夫なはずですが、そういうわけか確認しないと心配になっちゃうという状況です。
映画イン・ザ・プールでも強迫障害の女性が苦労する話が出てきますよね。
イメージがわかない方は見てみるとしっくりくるでしょう。コミカルに描かれていますが面白い作品なので普通に楽しめます。
自分の心配性はいくらなんでも度が過ぎる。
なんどもなんども鍵の閉め忘れを確認してしまうなんて場合は、早めにお医者さんにかかりましょう。
きちんと専門会の意見を直接聞くことが大事です。
さいごに
鍵の閉め忘れって、気になりだすと止まらないという人は多いです。
実際に占めていないのであれば防犯上で問題大なわけですが、たんなる気のせいで心配してしまうのであれば、不便だしつらいですよね。人生なんてそう長くはない中で、心配に時間を費やしてしまうのはもったいないですし。
少しでも対策を立てて改善してもらいたいなと思います。